建設現場の泥棒

泥棒さんには、現場は仮囲いに囲われているので、夜間仕事するには最高の環境になるんだわ。

多少音がしても、大型現場では深夜でも工事していることもしばしばあるので怪しまれないしな!

ALSOKやSECOMしているのは、現場のゼネコン事務所位で他は費用がかかるので、泥棒にとってはもっけの幸いだ!

そこで、まず狙うのは、自販機だ。
小銭と言ってもバカにできねえぜ!

多いところでは、作業員が1000人2000人といるんだ。そいつらが10時、12時、15時の休憩毎水分補給するんだ。

自販機も数台あるし、人目は無いし、地下階だし、時間はたっぷりあるし・・・・、ボロ儲け!

そこでバール等という古典的なやり方ではなく、現場にある鉄骨など切断する、強力なガスバーナーでぶっ壊すわけだ。
自販機の警報音がしても地下階だし、外部まで聞こえないので、慌てずその音源もバーナーでやっちまうわけ!

ひでえだろう!
朝、来てみてビックリだ!
困るのは作業員だ! 少なくともその日は自販機が利用できねえぜ!

夏場は、近くのコンビニまでジュースをいちいち休憩毎に買いに行くんだ!
近くにコンビニが無ぇとサー大変!
超面倒くせ〜!

更にひでぇのは、警察が来て、特にガス溶接作業の資格を持ってる作業員の事情聴衆するんだわ。

えれえ迷惑ダワ!