現場は面白い! 熱っちイ!

だんだん暑くなって来ますよね。
その暑さ、建築現場は半端無く暑いんです!

日中30°以上になれば、建築現場の屋上は 優に40°以上になっています。
場所や作業内容により45°以上になる場合もあります。

建築現場の最上階は、デッキというトタン板のようなものが、全面に敷き詰められていて、夏場はその照り返しで暑いなんてものではありません。

実際デッキの上では、真夏の直射日光で目玉焼きができるほどです。その上で毎日、安全上義務づけられている長袖の作業着で作業をするわけです。


そういう状況でさえ耐えられないのに、更にその上をいく過酷な作業が、溶接工です。
ほぼ同じエリアで彼らは、柱の鉄筋の上下連結のための、溶接作業をしなければなりません。

溶接火花からのやけど防止のため、厚手の長袖の作業着を着用し、更に周囲と足元には、飛び散った火花で火災が発生しないよう、鉄板や専用の養生材で囲われた中で、溶接作業をするわけで、50°近くの環境での仕事となります。
まさに地獄です。

高層ビルでの仕事は眺めが良くて・・・、等とノンキなことを言う環境ではあ〜りません。
死にます‼

夏場は毎日毎日「熱中症注意!」の呼び掛けが、幾度と無く現場では連呼されています。

私も一度熱中症で倒れた大工が、あわや(死ぬんじゃないか!)という場面に遭遇したことがありました。

建築現場は面白いところですが、恐いところでもあります。